日本文化振興会について
1971年に桟勝正氏により創設され、初代総裁には東久邇稔彦氏(戦後初の内閣
総理大臣元皇族)が就任。2005年現在は、総裁に伏見宮博明氏(元皇族)
設立の目的と趣旨
我が国が戦後、文化国家建設による自主再建を全世界に宣言して以来、今日まで
各界の文化的代表者により努力されるも、初期の成果を収めることはなかなか難しい
と考えなければなりません。
長年に亘る基本政策である高度の経済成長政策は、国家国民の文化発展を阻害し
たばかりか、基本的人権も損なっています。
私たちは、少なくとも日本の偉大な文化と伝統を誇り、継承の意識と責任を果たそう
とするものにとって、この状態を放置するわけにはまいりません。全国人的啓蒙活動を
通じて、幅広く世界に訴え、国際世論を喚起、是正しなければなりません。
このため、真の日本文化を振興、推進することにより、それらの普遍、浸透を図り、
国際親善と友好に尽力し、国際的文化の向上を目指すことを目的とします。
以上のような目的を基に、昭和46年4月、吉村伺郎氏{旭硝子(株)顧問}、臨済宗
白隠派松蔭寺管長中島玄奨老師の2人の協力を得て、桟勝正は、本部事務局を大阪
市西区に設置し日本文化振興会を設立しました。桟勝正自ら理事長に就任し、中島
老師、吉村氏は最高顧問に就任していただきました。元皇族東伏見慈治先生のご協
力を得て名誉会長に就任していただくと同時に、花園大学学長山田無文老大師に会
長として就任していただき、第一期の日本文化振興会の組織作りに努力しました。総
裁には戦後初の内閣総理大臣、元皇族東久邇稔燈彦殿下に就任していただき、副総
裁には元皇族小松院義仁法親王殿下に就任していただきました。各代の総裁は次の とおりです。
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